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FFRCT検査:患者さんの体に優しい新しい心臓CT検査

FFRCT検査とは?

AI技術(ディープランニング手法)を使って冠動脈を解析し、狭心症や心筋梗塞の診断に使う新たな検査です。

心臓CT冠動脈の形態(狭窄の程度)の評価に優れた画像診断法ですが、従来の心臓CTでは、カテーテル検査の必要性の判断が難しいケースがありました。FFRCTの最大のメリットは、心臓CTとの組み合わせにより、カテーテル検査が必要な患者さんを、正確かつ安全に識別出来る事です。

対象となる患者さんは?

狭心症の可能性がある状態が安定した患者が対象です。

FFRCT検査のメリットは?

外来での検査が可能です。既に撮影されたCTデータを用いるため、新たな被ばくや造影剤使用の心配はありません。

冠動脈の3D-CT画像
左前下行枝の近位部 (黄丸)に中等度から高度狭窄を認める。

FFR-CTの解析結果.狭窄部の先でFFR-CT値は0.68であり、心筋虚血ありと判定された。


検査にあたって

既に撮影された心臓CTの画像データを病院外の解析専門施設に送信し、その解析専門施設において解析を行います。画像データを含む個人情報を院外に送りますが、十分な安全対策を行った上で実施されます。画像解析のために追加の検査はありませんが別途料金が必要となります。

紹介元医療機関 問い合わせ先
岡山大学循環器内科 医局
TEL: 086-235-7351
FAX: 086-235-7353
循環器内科担当医師  三好 亨
*患者さま個人からのお電話、FAXでのご相談は受け付けておりませんので、ご了承願います。


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