循環器内科からのお知らせ
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中山理絵先生の「慢性心不全患者における左房スティフネス指数の臨床的意義」に関する論文がAm J Cardiolに掲載されました。
2026.08.10
論文名:Association Between Left Atrial Stiffness Index and Clinical Outcomes in Chronic Heart Failure With Impaired Left Ventricular Systolic Function
雑誌:Am J Cardiol. 2026 Jul 25:S0002-9149(26)00474-1.
概要:左房スティフネス指数(Left atrial stiffness index:LASI)は、左室充満圧の指標であるE/e'と左房リザーバーストレインから算出され、左房機能と左室拡張障害を統合的に評価する新たな心エコー指標です。本研究では、LVEF<50%の慢性心不全患者1,147例を対象に、LASIと心血管死亡および心不全入院との関連を検討しました。その結果、LASI高値は年齢、左室駆出率、左房容積係数などの既知の予後因子で補正後も、心血管イベントと独立して関連しました。また、この関連は年齢、糖尿病、左室リモデリング、左房拡大の有無を含む各サブグループでも一貫して認められました。LASIは通常の心エコー検査から非侵襲的かつ簡便に算出可能であり、慢性心不全患者におけるリスク層別化や病態評価に有用な指標となる可能性が示されました。本研究の遂行にあたりご指導いただきました先生方に感謝申し上げます。
外部リンク:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0002914926004741